NTTアイティ、臨場感の高いテレワーク環境を実現する「スマートテレワークHPサービス」


サービスの概要

 NTTアイティ株式会社は11日、臨場感の高いテレワーク環境を実現する「スマートテレワークHP(ハイプレゼンス)サービス」を発表した。7月12日よりサービスを開始する。

 スマートテレワークHPサービスは、Web会議サービス「ミーティングプラザ」とリモートアクセスサービス「マジックコネクト」を組み合わせ、臨場感の高いテレワーク環境を提供するサービス。ミーティングプラザにより、遠隔勤務者にオフィスの映像を常時配信して臨場感を高めるとともに、マジックコネクトを用いて、共通の仮想デスクトップサーバーへ接続し、で業務を遂行する仕組みを提供する。これによって、参加意識やコミュニケーション、情報管理の課題を解決できる点が特徴という。

 遠隔勤務者は、常時、ほかの遠隔勤務者やオフィスの映像を見ながら業務が行えるので、疎外感が少なくなるほか、管理者には、遠隔勤務者の映像を見ながら勤怠管理が行えるメリットを提供。勤務時間中の状況をすべて録画する機能も備えており、映像による勤怠管理と、接続ログによる時間管理を実現している。

 また遠隔勤務者は仮想デスクトップサーバーへ接続して業務を行うことから、情報・ファイルが社外に流出する危険性を下げられる。また、管理者が仮想デスクトップサーバーに保存された遠隔勤務者のファイルを確認することで、生産性の管理も可能になるとした。

 NTTアイティでは、出勤困難時や出張先、遠隔事業所などでの利用のほか、世界中の専門職を活用した仮想企業での利用などを例として挙げている。

 サービスは、遠隔勤務者5名から利用可能で、最小構成時の価格は、初期費用が10万5000円(税別)から、年間使用料が59万円(税別)から。なお、9月末までは初期費用を半額にするキャンペーンも実施される。

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