パナ電工IS子会社、ユーザー数無制限のメールアーカイブサービス


 パナソニック電工インフォメーションシステムズ株式会社の連結子会社であるヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社(VIO)は29日、ユーザー数無制限のメール監査サービス「ArgosGateメールアーカイブ」を発売した。

 同サービスは、メール検索、操作ログ検索などが可能なメールアーカイブサービス。オンプレミス版、SaaS版、両者のハイブリッド版の3形態で提供する。

 特徴は、容量課金制の採用により、ユーザー数無制限で利用できる点。メールを保管するアーカイブサーバーの容量で課金するため、繁忙期の一時的な人員増加などの影響を受けずに、3000名以上の規模の大きな企業でも導入コストを抑えて利用できるという。

 機能面では、操作権限をシステム管理者内で分散させる「管理者監視機能」が特徴。管理者側からの情報漏えいを防ぐとする。また、検索操作やID作成のログはメールでシステム管理部門の責任者へ通知されるため、悪用も抑止できるという。

 価格は、オンプレミス版のソフトライセンスが400万円(税別)、SaaS版が初期費用15万円(同)、月額費用45万円(同)から。VIOでは2011年度に1億円の売り上げを目指す。

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(川島 弘之)
2011/6/29 16:29