ユニアデックス、PCを強制スタンバイさせる「e節電ツール」を無償配布


グラフ画面

 ユニアデックス株式会社は27日、PCを強制的にスタンバイ状態(スリープ)させる「e節電ツール」の無償配布を始めた。

 e節電ツールは、各PC上で稼働させる節電ツール。各利用者のPCに設定することで、強制スタンバイ機能の適用や節電効果のグラフ化が行える。

 Windowsの標準機能である電源設定のスタンバイ機能だけでは、Windowsの内部的な管理状態などによりスタンバイ状態にならない“寝たふり”状態のPCも、“独自の電源設定基準”にて強制的にスタンバイ状態にできるという。

 Webサーバーやインターネット接続が不要で、導入や環境設定の手間がかからないのも特徴。複数利用者を集中して管理したい場合は、管理表示機能用PCとして設定することで、利用者の情報を収集・レポート表示し、節電効果を集計できる。PCの台数が数百台以上で管理表示機能を自社サーバーに設定したい場合も、個別相談により対応する。

 同ツールは、ユニアデックスが運用管理サービスとして提供中の「クライアントPC LCMサービス Privateバージョン」用のプログラムを一部利用して、「e節電ツール」として提供するもの。ユニアデックスのWebサイトからダウンロードできる。

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(川島 弘之)
2011/6/27 16:55