ミラポイント、メールセキュリティアプライアンス「RazorGate」に送信者検疫機能を無償バンドル


 ミラポイントジャパン株式会社(ミラポイント)は21日、メールセキュリティアプライアンス「Mirapoint RazorGate」の全モデルに、送信者検疫のためのSMTPレイヤプロテクション「MailHurdle」を標準バンドルすると発表した。従来はRazorGateのオプションとして250万円(税別、サーバーライセンス)で販売していたが、今回からは標準機能として、追加費用なしで利用できる。

 RazorGateは、各種セキュリティ機能とメール配信機能(MTA)を統合した、メールセキュリティアプライアンス。「送信者検疫」「ウイルス対策」「スパム対策」「ポリシー実施」の各機能を備えており、必要な機能のみを導入することもできる。

 今回、標準バンドルされることになったMailHurdleは、送信者検疫の段階において、グレイリスティング方式に基づき送信者の信ぴょう性を評価するフィルタ。スパム対策において、メール自体のフィルタリングを行う前段階のネットワークエッジで、不要なメールをブロックする役割を担っている。

 また、ネットワークの入口で不要なトラフィックを大幅に削減できるので、ネットワークリソースの浪費を防止可能。フィルタリングするメール量が激減することから、RazorGateのパフォーマンス向上にも貢献できるという。

 RazorGateの参考価格は、174万6500円(税別)から。

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