アシスト、Ubuntuのエンタープライズ向けサポート「Ubuntu Advantage」を提供


 株式会社アシストは21日、Ubuntuプロジェクトのスポンサーである英Canonicalと国内総代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、Canonicalの企業向けUbuntuサポート「Ubuntu Advantage」の取り扱いを開始する。

 Ubuntu Advantageでは、Ubuntuを搭載したサーバーやデスクトップPCを管理・監視するためのツール「Landscape」や迅速なトラブル対応など、エンタープライズで求められるサポートをまとめ、サブスクリプション形式で提供している。Landscapeにより、単一インターフェイスによってサーバー、デスクトップ、仮想マシン、クラウドなど、すべてのUbuntuシステムの管理が容易になり、タスクの自動化や、パッチの適用などを容易に行えるという。

 アシストは、自社が提供しているOpenOffice.org支援サービスやPostgreSQL、Talendなどのサポートを通じ、国内の企業、団体からLinuxの取り扱いについての質問や要望が数多く寄せられていたこともあって、世界的に人気のあるUbuntuの評価を行ってきたが、サーバーおよびデスクトップのさらなるオープン化を実現するために、Ubuntu Advantageの提供を決めたとのこと。

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(石井 一志)
2011/6/21 15:29