エヌネットワークス、クラウド向けサーバー監視サービス

増減したノードを自動で検出、監視対象に


 株式会社エヌネットワークスは14日、Amazon EC2やニフティクラウドなど多くのクラウドで提供されているオートスケール機能に対応したサーバー監視サービスの提供を開始した。

 多くのクラウドでは、トラフィックやCPUの使用率を監視し、負荷に応じて、サーバーインスタンスを増減させるオートスケール機能が実装されている。これにより急なトラフィック増などにも対応できるのがクラウドの1つの利点だが、サーバー監視の観点では増減したインスタンスに個別に対応せざるを得なく、運用負荷の増大を招いているという。

 新サービスでは、追加されたインスタンスからノードが追加された旨のメッセージをプッシュ型で行い、通知を受けた監視サーバーが自動で監視対象に追加することが可能。逆にインスタンスが減少した場合についても停止ノードとして検出し、監視対象から自動で除外してくれる。これにより、クラウド環境におけるサーバ管理の負担を軽減できるという。

 価格は、監視サーバーの構築などを行うための初期費用が10万円から、監視サーバーの保守やアラート通知などを行うための月額費用が5万円から。

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(川島 弘之)
2011/6/14 17:33