アカマイとリバーベッド、ハイブリッドクラウドのアプリ最適化で協業


 アカマイ・テクノロジーズ株式会社(アカマイ)とリバーベッドテクノロジー株式会社(リバーベッド)は9日、ハイブリッドクラウドにおけるアプリケーションの高速化で協業すると発表した。インターネット最適化とWAN最適化の両社が提携し、パブリッククラウドを利用する際に企業が直面するアプリパフォーマンス問題を改善する新ソリューションを国内で提供する。

 パブリッククラウドの普及により、これまで企業ネットワーク内に存在していたビジネスアプリケーションのアクセスに、信頼性に欠ける公衆インターネット網が利用されるようになった。そうしたハイブリッドなネットワーク環境では、パフォーマンス、可用性、拡張性、セキュリティなどの課題を克服する新ソリューションが必要になるという。

 両社は、インターネット最適化技術とWAN最適化技術を最適融合させ、クラウドネットワーク上のアプリケーションを高速化するソリューションを共同で開発していく考え。また、リバーベッドのWAN最適化ソフトをアカマイのEdgeサーバーへ、アカマイのインターネット最適化ソフトをリバーベッドのSteelheadアプライアンスへ、それぞれ統合する予定としている。

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