マカフィー、Web APIを新搭載したコンソール製品「ePO」新版


 マカフィー株式会社は7日、セキュリティマネジメントコンソールの新版「McAfee ePolicy Orchestrator(以下、ePO)version 4.6」を発表した。14日より提供する。

 ePOは、システム・ネットワーク・データ・コンプライアンスソリューションのセキュリティを一元管理するコンソール製品。状況に応じたポリシーやタスクの適用など管理業務の流れを自動化することでプロセスの簡略化を実現。状況が改善された場合はすぐに事前にテストされた改善更生でシステムを再構成し、システムを運用設定に戻すことができる。

 新版では、使用中の既存ツールからePOの主要な操作を実行可能にするWeb API機能を搭載した。既存の管理システムでePOをカスタマイズして利用することで、ユーザーは保守や監査に関連する業務を大幅に簡略できるという。

また、購入したマカフィー製品や評価版をePO上で入手できるソフトマネージャー機能を搭載。製品に関する最新情報をダウンロードサイトにアクセスせずとも入手できるほか、通知機能や自動応答機能を設定することで、更新やパッチのリリース情報などを自動で受け取り、ダウンロードできるという。

 このほか、ePO導入時の作業手順を明確にするため、新しいウィザード型設定機能を搭載。エージェントがリポジトリに接続するときに消費するWAN帯域幅やメモリ使用量を低減し、パフォーマンスの向上にも成功している。

 価格は4231円/ライセンスから。

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