大塚商会、ファイルサーバーの現状を調べる可視化サービスを無償提供


 株式会社大塚商会は6日、ファイルサーバーの入れ替えを検討している顧客を対象に、ファイルサーバーの現状を把握するための「ファイルサーバー可視化サービス」を、6月7日より無償提供すると発表した。

 このサービスでは、現状のファイルサーバーにおけるディスクの使用状況を可視化し、ファイルサーバー内のファイル数、未参照ファイル、重複ファイルなどの状況を顧客に示す。これによって、ディスクを使用する上での無駄を省き、必要以上のスペックやストレージ容量を購入することなく、最適なファイルサーバーが導入できるという。

 こうした調査結果は、簡易レポートとして顧客へ提出するほか、大塚商会の技術者による説明も実施。さらに、顧客の要望に応じ、適正な仕様の機器が導入できるようなコンサルティングも提供するとしている。

 なおこのサービスは、診断用サーバーを顧客に最大1週間貸し出して実施する形式で、対象はサーバー1台(1共有フォルダ)、容量1TBまで。OSはWindows Serverに対応し、データスキャン時間は24~48時間を想定する。

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(石井 一志)
2011/6/6 13:57