日本ユニシス、Webアプリを包括的に保護する「Webセキュア・クリニック・ソリューション」


 日本ユニシス株式会社は3日、情報セキュリティサービスシリーズ「iSECURE」のラインアップに、Webサイトを防御するための総合ソリューション「Webセキュア・クリニック・ソリューション」を追加すると発表した。7月15日より提供を開始する。

 「Webセキュア・クリニック・ソリューション」は、Webサイト、Webアプリケーションの運用を安全に行うためのセキュリティサービス。Web開発にかかわる責任者向けのセキュリティeラーニングサービス、脆弱性診断サービス、改ざん検知・変更管理の3つをメニューとして用意した。

 まずeラーニングでは、「脆弱なWebサイトを作らない」「脆弱なWebサイトとして知らずに運用しない」ために、責任者・管理者として実施すべき対応を学習できるほか、次の脆弱性診断では、実際の脆弱性を洗い出すことが可能。また改ざん検知・変更管理ソリューションによって、実運用においての支援も提供する。

 こうした総合的な対策によって、要件定義から設計・開発、テスト、運用といった各フェーズごとに、適切な対応が可能になるとのこと。

 なお今後は、開発ガイドライン策定、セキュリティレビューといったサービスや、Webアプリケーションファイアウォールなどの提供も予定しており、より包括的に対応できるように、サービスを拡充していく予定だ。

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(石井 一志)
2011/6/3 15:37