JBAT、サーバー仮想化支援ソリューション「ブランチクラウド」


 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は25日、CustomerVisionシリーズの仮想化支援ソリューションとして、ITリソースの効率化とコスト削減を支援する「CustomerVision ブランチクラウド」を発表した。

 「CustomerVision ブランチクラウド」は、小規模なサーバー統合に最適なプライベートクラウドソリューション。最適化されたハードウェアとソフトウェアをパッケージ化して提供し、時間をかけずにプライベートクラウド環境を実現するという。

 具体的には、点在する複数台の物理サーバーを仮想化技術を用いて1台に統合することで、サーバーの物理台数を削減。省電力、省スペース化によるコスト削減を実現する。仮想化プラットフォームにはRed Hat Enterprise Linuxを採用。管理ソフトを操作することで、必要な時に必要なスペックの仮想サーバーを追加し、不要時には停止・削除することが可能。これにより、限られたITリソースを効率的に利用でき、ムダを排除できる。

 また、すぐに使える仮想サーバーテンプレートがプリインストールされており、テンプレートを設定・構成することで、ユーザー独自のアプリケーションを稼働させられる。

 価格は最小構成(管理サーバー1台、ブランチサーバー1台)で120万円から。設定・設置費用は別途見積もり。発売は6月からで、初年度1000台の販売を目指す。

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(川島 弘之)
2011/5/25 18:06