日立、JTのプライベートクラウド環境を構築


プライベートクラウド環境の概要図

 株式会社日立製作所(日立)は24日、日本たばこ産業株式会社(JT)のプライベートクラウド環境を構築し、本格的にサービス提供が開始したと発表した。

 JTのITシステムを仮想化統合・集約し、各業務部門に対して、PaaS形式でサーバーやストレージなどを提供する。利用量や信頼性レベルに応じた従量課金制でサービスとして利用できるため、JTは運用・保守の一元化を実現。コストの削減やサービスレベルの均一化、ITガバナンスの向上が見込めるという。

 今後、2014年までに、JTのおよそ100種のITシステムを順次切り替えていく予定。

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