NTT西、「Bizひかりクラウド」で3種のBCPサービスを開始


BizひかりクラウドによるBCP対応新サービスメニュー(分散型ネットワークデータセンター活用)
サービスラインアップ

 西日本電信電話株式会社(NTT西)は16日、「Bizひかりクラウド」にBCP(事業継続計画)・DR(災害対策)対応の新サービスメニューを追加すると発表した。

 BCP対応サービスは「NTTスマートコネクト」と連携したクラウドサービス。西日本エリア各府県に保有するデータセンターを「広帯域ネットワーク」で接続し、複数のデータセンター間のシステム冗長化やデータバックアップなどを実現する。

 具体的には、5月17日から「ホスティング リモートデータバックアップ」、第3四半期から「ハウジング マルチロケーションハウジング」「ホスティング リモートシステムバックアップ」を提供する予定。

 プラットフォーム ホスティング リモートデータバックアップは、顧客の拠点から遠隔地にある西日本エリア内のデータセンターにデータをバックアップするもの。

 ハウジング マルチロケーションハウジングは、遠隔地にある西日本エリア内の複数のデータセンターをネットワーク接続し、顧客のシステムを複数拠点に分散設置するハウジングサービス。

 ホスティング リモートシステムバックアップは、遠隔にある西日本エリア内の複数のデータセンターに顧客のサーバー・ストレージと同一構成を構築し、障害時に切り替えるシステム冗長化サービス。

 価格はいずれも個別見積もりとなる。

 また、顧客からのBCPに関する問い合わせや相談に迅速に対応するため、フリーダイヤルやメールによるBCP相談窓口を新たに設置する。問い合わせ先は、NTT西 法人営業本部 BCP対応ソリューション相談窓口で、フリーダイヤル:0120-240509、受付時間:9:00~17:00(土日祝日・年末年始を除く)。

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(川島 弘之)
2011/5/16 16:06