アラクサラ、スイッチ製品群「AX2500Sシリーズ」に10GbEアップリンク対応モデルを追加

　アラクサラネットワークス株式会社（アラクサラ）は10日、コンパクトなGigabit Ethernet（GbE）スイッチ「AX2500Sシリーズ」のラインアップに、10GbEのアップリンクポート搭載モデルを追加すると発表した。

　AX2500Sシリーズは、複数のスイッチにまたがってリンクアグリゲーションを行うSML（Split Multi Link）機能を搭載し、「止まらないネットワーク」としてアラクサラが提唱している、フォールト・トレラント・ネットワークを実現できるスイッチ製品群。

　今回提供される新モデル「AX2530S-24T4X」と「AX2530S-48T2X」は、それぞれ4基、2基のSFP＋ポートを備えており、10GbEのアップリンクなどに利用することができる。GbEインターフェイスは、「AX2530S-24T4X」が1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24、「AX2530S-48T2X」が1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×48とSFP×2を備えており、1Uサイズながらも高いポート密度を提供する。

　また、従来のAX2500Sシリーズ製品と同様、未使用ポート省電力機能、装置スリープ機能などのダイナミック省電力機能を搭載し、高い省電力性性能を備えているとのこと。

　予定価格は、「AX2530S-24T4X」が64万円（税別）から、「AX2530S-48T2X」が100万円（税別）から。なおこれらの製品は、6月8日から幕張メッセで開催される展示会「Interop Tokyo 2011」にて、展示が行われる予定だ。