ソニックウォール、SSL-VPNの仮想アプライアンスを提供


 米SonicWALL 日本オフィス(以下、ソニックウォール)は25日、SSL-VPN仮想アプライアンス「SonicWALL Secure Remote Access(SRA) Virtual Appliance」と「SonicWALL Aventail E-Class SRA Virtual Appliance」を発表した。前者が主に中小規模向け、後者が主に大規模向けになる。価格はいずれもオープン。

 今回発表された両製品は、SSL-VPNアプライアンスの機能を仮想マシンにパッケージした、仮想アプライアンス製品。すでに同社では、管理、レポーティング、メールセキュリティなどで仮想アプライアンスを提供しており、SSL-VPNの提供で、仮想環境におけるラインアップのいっそうの拡充を図っている。

 基本的な特徴は従来のハードウェアアプライアンス製品と同じで、社内外へ広くリモートアクセス手段を提供することによるTCO削減が見込めるほか、従業員、パートナー、顧客といった、各リモートユーザーの立場に応じて、きめ細かなアクセスコントロールを提供する。

 なお、Aventail E-Class SRA Virtual Applianceはすでに提供を開始しており、SRA Virtual Applianceは2011年第2四半期の提供を予定している。

関連情報