ニューテック、リード性能10万IOPSを実現可能な高速InfiniBandストレージを販売


SolidPOWER7000シリーズ

 株式会社ニューテックは22日、米GateStor製の高速ストレージ「SolidPOWER7000シリーズ」の販売を開始した。価格はすべてオープン。

 SolidPOWER7000シリーズは、ホストインターフェイスとしてInfiniBandを利用する高速ストレージで、SRP(SCSI RDMA Protocol)をサポート。非同期データ転送およびパラレル処理により、高速データ処理を実現するSCE(Storage Control Engine)をコントローラに搭載し、1チャンネルあたり40Gbps、最大160Gbpsの帯域幅を有効に生かす性能を備えているという。

 ディスクはSSDとHDDをサポートし、SSDのみ、SATA/SAS HDDのみ、両方を搭載したハイブリッド型の3つの構成で利用可能。SSD×24台搭載モデルではリード時10万IOPS、ライト時でも5万8000IOPSの高速処理を実現している。

 筐体のラインアップとしては、最大内蔵ディスク数72台(2.5型)の「SolidPOWER7000 4U」、同24台(3.5型)の「SolidPOWER7000 5U」、同48台(3.5型)「SolidPOWER7000 8U」を用意した。SSDはSolidPOWER7000 4Uで利用でき、SolidPOWER7000 5Uは1台、SolidPOWER7000 5Uは19台までの拡張筐体を接続することも可能だ。

 なおニューティックでは、同製品の国内総代理店であるテクノグラフィー株式会社と協業し、既存販路を通じて販売するとのことで、初年度は50台の販売を見込んでいる。

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(石井 一志)
2011/3/23 11:29