ガイアックス、被災地域の企業向けにSNS「エアリー」無償提供


 株式会社ガイアックスは18日、東日本大震災の支援措置として企業向けSNS「エアリー」の無償提供を発表した。

 「震災のために新入社員全員の入社時期を遅らせる企業」または「震災のために在宅勤務・自宅待機している宮城県、福島県、岩手県に本社を置く企業」を対象に、エアリーを3カ月間無償提供する。

 エアリーは、内定者SNS「エアリーフレッシャーズ」、育児休業者向けSNS「エアリーダイバーシティ」、社内SNS「エアリーオフィス」など、500以上のSaaS型SNSを総称したもの。社員各自が自分専用のマイページを持ち、プロフィール・日記・コミュニティへの参加や作成、コメントの書込みなどができ、非常にコミュニケーションが活性化しやすいのが特長という。

 入社時期を遅らせざるを得なくなった企業は、エアリーを使って入社予定者とスムーズに情報共有が可能。入社予定者の不安を解消できる。また、宮城県・福島県・岩手県に本社を置く、在宅勤務・自宅待機中の企業も、出勤指示や社内会議などのコミュニケーションプラットフォームとして活用できるとしている。

 申込み方法は、4月30日までに、https://office.airy.net/inquiry/にて、問い合わせ内容項目に「エアリー3カ月間無償提供希望」と記入し問い合わせる。審査後最短2日で提供するという。

関連情報
(川島 弘之)
2011/3/18 13:34