セキュアヴェイル、パロアルト製次世代ファイアウォールの運用監視サービス


 株式会社セキュアヴェイルは、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール「PAシリーズ」の運用監視サービスを、1日より開始する。

 PAシリーズは、一般的なファイアウォールの機能に加えて、アプリケーションの制御、ユーザーの識別などが可能な次世代ファイアウォール製品。ポート番号、プロトコル、秘匿技術やSSL暗号の有無にかかわらず、アプリケーションを識別して通信を制御することができる。

 セキュアヴェイルでは以前からファイアウォールやIDS/IPSなどのセキュリティデバイスに対して運用監視サービスを提供してきたが、今回、こうした特徴を持つPAシリーズをラインアップに加えて、機器のレンタル提供からセキュリティオペレーションまでを一括して提供するサービスを開始する。

 支払いは月額制のため、高額な初期費用を負担することなく次世代ファイアウォールを導入できるほか、導入後の運用業務をセキュアヴェイルにアウトソースするため、ランニングコストを抑えつつ、高度なセキュリティ運用が実現できるとのこと。

 運用としては、PAシリーズのみならずサイト全体を24時間365日体制で監視するとともに、リソースログのマルチ分析(比較分析/推移分析/相関分析)により、安定稼動を担保する。また、設定変更は最短4時間で対応。オリジナルブラックリストの活用、ペネトレーション検査に基づくチューニングなどによって、外部からのセキュリティ侵害に対する高度なセキュリティオペレーションを達成するとしている。

 価格は、PA500シリーズの場合で月額18万円から。初期費用は、導入環境に応じて別途見積もりとなる。なお、2011年3月末までに契約すると、サービス提供開始を記念し、月額費用を5%引きにするキャンペーンも行われている。

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