米Microsoft、PC管理のクラウドサービス「Windows Intune」を3月23日より提供へ


 米Microsoftは2月28日(米国時間)、クライアントPC向けの管理機能を提供する中小規模向けのクラウドサービス「Windows Intune」を、3月23日より提供することを明らかにした。サービスは、日本を含む35カ国以上で開始される予定で、30日間の無償試用期間も用意されるという。

 Windows Intuneは、クライアントPCを集中管理する機能を提供するオンラインサービス。更新プログラム(パッチ)やソフトウェア/ハードウェアの資産管理機能、ウイルス対策機能が提供される。

 また契約中は、PCを最新かつ最上位のエディション(現在はWindows 7 Enterprise)へアップグレードする権利「クライアントSA(ソフトウェアアシュアランス)サブスクリプション」もサービスに含まれており、利用するWindowsのバージョン/エディションを統一できるようになる点もメリット。さらに、Windows 7 Enterpriseが持つBitLocker To Goなどの機能も利用可能だ。

 なお、米国では、月額11ドルでの提供になるとアナウンスされていたものの、日本向けの価格はまだ公表されていない

 対応OSはWindows 7 Enterprise/Ultimate/Professional、Vista Enterprise/Ultimate/Business、XP Professional SP2以降(SP3を推奨)。

【お詫びと訂正】
初出時、過去の資料をもとに推奨台数を記載しておりましたが、正式版では仕様が変更され、対象規模を明確に想定しなくなったとの指摘を、日本マイクロソフトよりいただきましたので、記述を削除いたしました。お詫びして訂正いたします。

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