大塚商会、vProを用いて業務効率を向上させるソリューション


 株式会社大塚商会は25日、「インテル vProテクノロジー対応端末設定サービス」を活用したアプリケーションパックを提供すると発表した。

 今回大塚商会が提供するのは、従来、業務時間中に行っていたPCのアップデートやバックアップなどを、夜間に自動実施することで、本来の業務に集中できるようにするソリューション。vProでは、遠隔からPCの電源オン・オフを安全な状態で実行できることから、vPro対応アプリケーションを活用し、ユーザーの生産性向上を支援するという。

 実際の作業としては、アプリケーションの仕様にあわせたPCのBIOS設定、vProの有効化、ネットワーク設定およびパスワード設定を実施することで、ユーザーの要望に応じたアプリケーションと連携したソリューションを、スムーズに構築できるよう支援を行う。

 価格は、PC1台当たり1万円(税別)で、9月1日の提供開始を予定する。

 また同時に、この具体的な例として、クオリティソフト株式会社の「QND Plus」を用いたサーバーパックも用意した。業務時間外にPCを起動し、Windowsアップデートなどの作業を行ってからPCをシャットダウンすることによって、業務時間中の生産性向上を可能にする。価格は、ソフトウェアライセンス、作業費用、端末設定サービス、サーバーハードウェアなどをあわせて、10ライセンスで182万1700円(税別)から。

 また今後は、バックアップ作業を業務時間外に行う「Over Time(就業時間外)クライアントバックアップ サーバパック for Secure Back」の提供も予定している。

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