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QTNet、必要な機能を選んで利用できるクラウド型セキュリティ対策サービス

 九州通信ネットワーク株式会社(QTNet)は31日、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)と協業し、クラウド型でセキュリティ機能を提供する「QT PROマネージドセキュリティサービス」を、10月3日より提供すると発表した。アクセス回線としては、QT PRO VLANもしくはQT PRO Branch-VPNが利用できる。

 QT PROマネージドセキュリティサービスは、各種セキュリティ機能をクラウド型で提供するサービス。クラウドサービスであるため、ユーザー拠点内にセキュリティ機器を設置する必要がなく、ファイアウォール、不正侵入検知・防御、Sandbox、迷惑メール・ウイルスメール対策、、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)、DDoS対策といったセキュリティ機能の中から、必要なもののみを選んで利用できる。

 また、セキュリティアナリストがセキュリティログを24時間365日監視しており、セキュリティインシデントを検知した後、緊急性があると判断した場合は、ユーザー企業への状況報告や対策案の提示を実施する。さらに、ユーザーの了解を得た上での通信遮断対応も行えるとのこと。

 加えて、月次レポートや最新の脅威情報を閲覧できるポータルサイトを提供。自社センター拠点2カ所にシステムを分散しているため、冗長性が確保されており、大規模災害時にも継続してサービスの提供が可能とした。

 なお、オプションサービスとしてセキュリティコンサルティングサービス、脆弱性診断サービスを提供するほか、二次対応サービスとして、攻撃内容の分析、およびフォレンジック調査といったサービスも利用できる。

石井 一志