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富士ソフト、「Salesforce1 IoTジャンプスタートプログラム」に参加

 富士ソフト株式会社は30日、株式会社セールスフォース・ドットコムの「Salesforce1 IoTジャンプスタートプログラム」に、IoTを実現するためのソリューションをワンストップで提供する「IoC(Internet of Customers)パートナー」として参加すると発表した。

 富士ソフトは、2011年1月にセールスフォース・ドットコムと付加価値再販(Value Added Reseller)契約を締結し、Salesforce1プラットフォームを活用したクラウド業務アプリケーションの構築を推進してきた。

 富士ソフトではプログラムへの参加により、同社の強みである組み込み関連システム開発や多様な業務システムの技術と経験、Salesforce1プラットフォームに関する豊富な開発実績を活かし、IoTの活用を検討されている顧客に対して、Salesforce1プラットフォームを活用したIoTソリューションを提供するとしている。

 30日に開催されるセールスフォース・ドットコムのパートナー向けイベント「IoTジャンプスタート総会」では、富士ソフトのコミュニケーションロボット「PALRO」を用いたIoTの応用例として、「PALRO」の顔認識能力とコミュニケーション力を活用したデモを展示する。デモでは、金融機関の窓口や小売店舗を想定し、PALROとのコミュニケーションによって商品紹介を実施し、その結果を来店者の年齢や性別とひも付けて、マーケティング情報としてSalesforceに連動する。

三柳 英樹