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米IBM、SoftLayerでOpenPOWERのベアメタルサーバーを提供へ

 米IBMは4日(米国時間)、クラウドサービスのSoftLayerにおいて、OpenPOWERベースのサーバーを利用したサービスを発表した。SoftLayerでクラウドのIT基盤を設定する際に、OpenPOWERベースのベアメタルサーバーを選択できるようになるとのことで、サービスは2015年第2四半期に提供開始する予定。

 このベアメタルサーバーではLinuxアプリケーションが稼働し、IBM Power Systemsに搭載されているPOWER8プロセッサのアーキテクチャに基づくとのこと。また、SoftLayerでのベアメタルサーバー開発にあたり、IBMとSoftLayerはOpenPOWER FoundationのメンバーであるTYAN、Mellanox Technologiesなどと緊密に連携したという。

 サービスはまず、SoftLayerの米国テキサス州ダラスのクラウドセンターで提供が開始され、今後、世界中に拡大される予定としている。なお、価格や構成に関する情報は、提供開始にあわせて発表される。

石井 一志