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NECのコミュニケーション製品「UNIVERGE Aspire UX」、「社外で内線」など強化

 日本電気株式会社(NEC)とNECプラットフォームズ株式会社は、中小規模事業者向けオフィスコミュニケーションゲートウェイ「UNIVERGE Aspire UX」を強化し、1月28日から販売する。価格は73万3000円(税別)から。出荷開始は2月4日。

 UNIVERGE Aspire UXは、2013年9月に発売した中小規模事業者向けのオフィスコミュニケーションゲートウェイ。充実したテレフォニー機能やネットワーク機能に加え、プレゼンス(状態)表示やチャットなどの簡易UC(Unified Communication)機能をサーバーレスで実現する。

 今回の強化では、社内・社外を問わずスマートフォンを内線化する「UNIVERGE どこでも内線サービス」に対応。オフィス内外で使用する電話機をスマートフォン1台に集約し、内線番号による発着信といった柔軟なモバイルワークを実現する。クラウド基盤上に電話帳を保存する「電話帳オプション」を利用することで、スマートフォンにデータや履歴を残さずに電話帳を参照することも可能。さらに、スマートフォンによる内線電話はパケット通信を利用するため、定額のデータ通信プランを選択することで、通話コストも削減できるという。

 このほか、スマートフォン、PHS、多機能電話機など1人で複数デバイスを利用するオフィス環境において、メインで使用する端末(メイン内線)に複数の端末(メンバー内線)をグループ化して登録することで、1つの内線番号で複数の端末を同時に鳴動させる「ワンナンバーフォーキング機能」も用意された。グループ化されたメンバー内線の端末からメイン内線番号で発信できる。

ワンナンバーフォーキング概要

川島 弘之