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KCCS、デジタルマーケティング事業の新ブランド「KANADE」始動

 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は22日、デジタルマーケティング事業における新ブランド「KANADE」を発表した。

 KANADEは「企業と消費者に心地よいコミュニケーションを奏でる」をコンセプトに、KCCSが提供するデジタルマーケティングサービスの新ブランド。昨今、消費者ニーズは多様化し、ブランド価値向上のためには企業からの画一的なメッセージ配信ではなく、消費者個々のニーズに応じたメッセージ配信により、消費者の共感を得ることが重要となっているという。そのため、企業においてはさまざまな消費者の行動データを分析し、それらのニーズに合わせた細かなマーケティング戦略の実行が求められる。

 KANADEは、消費者に心地よいデジタルコミュニケーションを提供するとともに、複雑化するマーケティングのオートメーション化を支援し、顧客企業のデジタルマーケティングでROIの最大化に貢献するという。

 KCCSが2011年から参入しているデジタルマーケティング分野において、自社開発の広告配信プラットフォーム(DSP)、データマネジメントプラットフォーム(DMP)といったサービスをKANADEに集約。今後もサービスを拡充し、デジタルマーケティング事業全体で初年度30億円の売り上げをめざすとしている。

KANADEにより実現するマーケティングの一例

川島 弘之