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SFA/CRMクラウド「GEOCRM.com」、独自フォームアプリを簡単に作成可能に

 ナレッジスイート株式会社は、位置情報を活用したルートセールス支援サービス「GEOCRM.com」新版を9月30日より提供する。

 GEOCRM.comは、「フィールドで活躍する全てのモバイルワーカーへ~街を企業の情報ストレージ~」をコンセプトとした、位置情報を活用するクラウド型SFA/CRMサービス。

 新版では、スマホ・タブレットアプリから現在地近辺の顧客や営業情報がプッシュで表示される機能や、スマホ・タブレットが圏外時でも位置情報や報告情報などを端末側で一時保存できる技術を搭載した。営業報告はスマホ・タブレットから3ステップで簡単に行える。

圏外時も情報を端末側で一時保存
営業報告は3ステップ

 また、顧客データベースやフォームアプリをノンプログラミングで自由に設計可能とした。営業部署ごとに扱う商品や報告フォームが違っても、簡単にいくつもフォームアプリを作成できるという。これにより、既存顧客データベースとの連携時にGEOCRM.com内のデータ項目をカスタマイズすることが可能となり、必要な情報を相互に連携することが可能となる。

顧客データベースやフォームアプリをノンプログラミングで自由に設計

 このほか、ジオコーディングにかかる時間として1万件で2分30秒を実現。1万件の住所を含んだファイルを5本、計5万件を並列ジオコーディングして4分30秒を実測したとのこと。

 ルート営業中に位置情報を使うことで、スマホアプリに表示される現在地から割り出された最寄顧客情報は手漉き時間のさらなる営業活動を促進し、また縁遠くなった顧客を記憶から呼び起こす効果が期待できるという。また、営業報告にかかる時間を最小限にすることで営業稼働率を向上させ、活動量を向上。過去の営業報告や同僚の知識の共有を通じて売上に貢献するとしている。

川島 弘之