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ユニアデックス、SDS製品「IzumoFS」の保守サービス、24時間365日体制で

 ユニアデックス株式会社とIzumoBASE株式会社は31日、IzumoBASEが開発しているSoftware Defined Storage(SDS)製品「IzumoFS」の保守サービス分野で協業すると発表した。これに伴いユニアデックスは、24時間365日の保守サービスを8月1日から提供開始する。

 IzumoBASEの「IzumoFS」は、SDSを実現する分散ストレージソフト。単一障害点を排除し、高可用性を実現しているのが特徴で、インライン重複排除、サービス無停止でのスケールアウト型拡張、シンプロビジョニングといった機能を搭載している。また、ディザスタリカバリ(DR)にも対応。プロトコルはiSCSI/CIFS/NFSをサポートしている。

 すでに、日本国内の大手通信事業者のオンラインストレージや、教育機関向けファイルストレージシステムなどに幅広く採用されているが、今回の協業により、ユニアデックスによる24時間365日の保守サービスが全国各地で提供されるため、IzumoBASEでは、製品に対するさらなる信頼性向上と、販売地域拡大の加速といった効果を期待しているとのこと。

 さらに、ユニアデックスが提供するクラウドサービス事業などで培われたノウハウや顧客のニーズなどを、今後の製品開発に生かしていく考えだ。

石井 一志