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クラウド型監視カメラ「クラウドレコーダー」新版、スマホやセンサーと連携

 パナソニックシステムネットワークス株式会社 システムソリューションズジャパンカンパニーは30日、クラウド型監視カメラ映像記録サービス「クラウドレコーダー Version 3.0」を発売した。

 同サービスは、監視カメラ映像をインターネット経由で常時録画できるクラウドサービス。屋内/屋外にかかわらず、レコーダー設置が難しい場所にも監視カメラを設置できるようになる。録画映像はインターネットにつながればいつでもどこからでもモニタリングできるほか、録画した映像の「4倍速の再生・逆再生」「コマ送り」「ブックマーク」が可能なので、あとから目的の箇所を探すのも容易。

 新版では、スマートフォンに対応し、外出先からでもライブ映像・録画映像の確認が可能となった。また、録画トラブル発生時にメールで通知する機能も。カメラとクラウド側の通信が10分以上途絶えると、「途絶えたこと」と「その状態から復帰したこと」が管理者に通知される。

 このほか、各種センサー連携(オプション)にも対応。温度や赤外線などさまざまなセンサーとカメラを連動させ、センサー類が異常などをキャッチしたタイミングで録画映像にタグ付けできるようになる。

 録画仕様は、画像サイズがVGA(640×480)、録画レートが1枚/秒、画像ファイル形式がJPEG、画質が高圧縮(27KB相当)/高画質(48KB相当)、保存期間が3日/1週間/2週間/1カ月。対応カメラは、パナソニックシステムネットワークス製ネットワークカメラ「i-PRO SmartHDシリーズ」「カメラBBシリーズ」。1カメラあたりの基本料金は月額4860円(税込)から。

川島 弘之