ニュース

ACEESSの位置連動型O2Oサービス、GPS/BLE測位に両対応

 株式会社ACCESSは15日、iBeacon対応の位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACESS Beacon Framework(以下、ABF)」を機能強化した。Bluetooth Low Energy(BLE)とGPSのプッシュ配信に対応し、併用することで屋内外でのO2O施策が可能となる。

 ABFは、同社のiBeacon対応の位置連動型コンテンツ配信ソリューション。近距離無線通信技術のBLE搭載の位置情報機器Beacon(ケース付)、スマホアプリ、クラウド管理システムをワンストップに提供することで、事業者のO2Oサービスの開発・導入を迅速化する。

ABFの構成要素

 今回、BLEに加えてGPSによるプッシュ配信機能を拡張し、屋外からの位置情報にも対応した。100m近辺の店舗の外を通る見込み客にはGPSでPR情報を、入店後にはBLEで詳細情報をプッシュ配信するといった活用が可能となった。

 具体例としては、小売・飲食店などでの集客アップや購買促進のみでなく、野球場など大型施設での来場者に向けた入場ゲートからの座席誘導や、駅や空港施設での乗り場や運行状況の案内など、多種多様なシーンでサービス開発・市場開拓を喚起するとしている。

GPS/BLEの連携で屋外から屋内へシームレスな誘導が可能に

川島 弘之