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CTC、Oracle DBを迅速に導入する「シンプル・データベース・ソリューション」

総合検証センター「TSC」がOracleの認定を取得

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は14日、自社の総合検証センター「Technical Solution Center(TSC)」が、米Oracleより、同社製品のデモンストレーションや検証に適した施設として、「Oracle Authorized Solution Center(OASC)」に認定されたと発表した。OASCの認定は、国内およびアジア太平洋地域では初めてという。

 またCTCは、この認定に伴う第1弾のソリューションとして、SPARCサーバーの仮想統合ソリューション「SPARC仮想化統合ソリューション」と、高可用データベースシステムの構築ソリューション「シンプル・データベース・ソリューション」を、同日より提供開始する。

 このうち「SPARC仮想化統合ソリューション」は、Oracleの仮想化技術を利用して、最新のSPARCサーバー上で、Oracle Solarisの仮想化基盤統合を実現するもの。インフラ環境の構築に加えて、物理環境からの移行を支援するユーティリティにより、容易な移行を実現するという。

 一方の「シンプル・データベース・ソリューション」は、テンプレート化されたデータベース設計・構築ガイドと「Oracle Database Appliance」により、迅速にOracle Database環境を導入するソリューション。Oracle Real Application Clusters(RAC)による可用性の高いデータベースシステムの構築を、短期間で実現するとのこと。

石井 一志