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九州大学、パロアルトの次世代FW「PA-5050」で1万9000人の学生を保護

 パロアルトネットワークス合同会社(以下、パロアルト)は20日、国立大学法人九州大学が、次世代ファイアウォール「PA-5050」を採用し、本格運用を開始したと発表した。

 九州大学では、2013年度から学生のPC必携化に移行しており、大学院生を含めると約1万9000人の学生を対象にBYOD環境を整備しているという。この一環として、パロアルトの次世代ファイアウォールを採用した。

 PA-5050は、ファイアウォールスループットが最大10Gbps、UTM機能稼働時のスループットが最大5Gbpsと、高い性能を提供できる大規模向けの次世代ファイアウォールで、高速インターネットゲートウェイ装置として、ファイアウォール、IPS、アンチ対策、URLフィルタリング、VPNなどのセキュリティ機能を提供する。

 九州大学では、部局やキャンパスごとに個別にファイアウォールを運用してきたが、このPA-5050を導入することにより、全学共通のファイアウォール運用を実現し、大学全体のネットワークセキュリティの強化が図られたという。コスト面でも、各部局で個別に負担していたファイアウォール運用に伴うセキュリティコストを、情報統括本部に集約できた。

 また、アプリケーション、ユーザー、コンテンツの可視化と制御機能を搭載しており、特に、ファイル交換ソフトの通信を確実に遮断できるようになったことから、BYOD環境においてもセキュリティの向上、著作権侵害などに対するコンプライアンス向上に寄与したとのこと。実際に、IDSで検知していた導入前と比べ、数十倍のファイル交換ソフトの検知・遮断を実現し、インシデントの事後対応に費やされていた運用担当者の業務負担を大幅に削減できたとしている。

石井 一志