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OSKが業務ソフト群を強化~「じゃらん」連携が可能なワークフロー製品など

 株式会社OSKは3日、統合業務パッケージ「SMILE BS 2nd Editionシリーズ」のうち3製品、統合型グループウェア製品群「eValue NS 2nd Editionシリーズ」のうち2製品の新版を販売開始すると発表した。2月10日より順次出荷開始する。

 まず「SMILE BS 2nd Editionシリーズ」では、プロジェクトごとの原価を管理する「コストマネージャー Rel.2」「会計 プロジェクト原価管理オプション」の両製品を提供する。これらの製品では、プロジェクトごとの作業日報から各従業員の勤務状況を管理する「出面(でづら)管理」に対応。また、作業日報から労務費に振り替えることで、それぞれの原価を把握できるようにした。作業日報から振り替えた労務費と原価算入額とで差額が発生した場合は、差額を各プロジェクトへ配賦できるという。さらに「会計 プロジェクト原価管理オプション」では、労務費に振り替える仕訳や各プロジェクトへ配賦する仕訳を自動作成することもできる。

 価格は、「コストマネージャー Rel.2」が60万円(税別)から、「会計 プロジェクト原価管理オプション」は40万円(税別)で、いずれも2月10日に出荷を開始する。

 また、案件管理から実行予算作成までをカバーした建設業向け見積もり管理システム「POWER見積」において、新版「同 Rel.2」を提供する。新版では、得意先ごと、種別ごとに容易に価格設定が行える機能を追加したほか、検索機能、会計やコストマネージャーとの連携機能などを強化し利便性を向上させたとのこと。価格は30万円(税別)からで、2月20日の出荷開始を予定する。

 一方の「eValue NS 2nd Editionシリーズ」では、ワークフローテンプレート「出張手配サービス for WF」において、新たにリクルートライフスタイルの法人向け宿泊予約ポータル「じゃらんコーポレートサービス」との連携に対応。ワークフローの出張精算画面から、宿泊実績データを取り込んで精算申請が行えるようになる。

 さらに、新製品の「出張手配サービス for WF SMILE会計連動」を利用すれば、「SMILE BS 2nd Edition 会計」との連携にも対応するため、旅費申請から経費精算業務までを効率化できるとした。

 価格は、「出張手配サービス for WF」「出張手配サービス for WF SMILE会計連動」とも10万円(税別)で、それぞれ3月19日、5月中旬の出荷開始を予定する。

 なおOSKでは、これらの新製品を、東京・大阪・名古屋で開催予定の「大塚商会 実践ソリューションフェア2014」に出展するとのことだ。

石井 一志