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NTTソフト、企業向けクラウドセキュリティ製品がSalesforce1に対応

 NTTソフトウェア株式会社(NTTソフト)は、企業向けクラウドセキュリティ製品「TrustBind/Secure Gateway」の新版を2月3日より販売開始すると発表した。

 「TrustBind/Secure Gateway」は、企業がクラウドサービスに保存するデータをリバースプロキシ型で自動暗号化/復号する製品。これによって、情報漏えいのリスク軽減が図れる点が特徴という。なお、暗号化と復号には、エアーのWISE Encryptを使用している。

 新版では、モバイルアプリケーションからSalesforce1のAPIでSalesforceを利用する場合でも、保存する機密情報の暗号化/復号を行えるようにした。これにより、従来と同等の安全性をスマートデバイスからでも保てるようになったため、Salesforce1で実現するさまざまなビジネスシーンに対応する。

 また今回より、要望が高かったというファイルの暗号化/復号をサポートした。特にChatterなどのモバイルアプリケーションでは、添付するファイルの暗号化を行えるようにすることで、スマートデバイスを活用する、さまざまなビジネスへの適用可能性が高まるとのこと。

 加えて、端末認証に対応したのも大きな強化点で、限定された端末からのみアクセスを受け付けるようにすることで、よりセキュリティを高められるとした。

 価格は、1IDあたり月額1000円。

石井 一志