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「Barracuda Message Archiver」がクラウドメールとの統合を可能に

 バラクーダネットワークスジャパン株式会社(以下、バラクーダ)は29日、メールアーカイブアプライアンス「Barracuda Message Archiver」の新版、「同 バージョン3.5」を販売開始すると発表した。クラウドメールサービスとの統合を可能にしているのが特徴。有効なサポート契約を持つ既存ユーザーは、無償で利用できる。

 Barracuda Message Archiverは、企業のメールシステムにおいて、すべての送受信メールをアーカイブするアプライアンスサーバー。すべてのメールを自動保存した上で効率的な索引を作成するため、検索・復元性に優れ、運用効率の向上と、コンプライアンスへのニーズを満たせるという。

 今回の新版では、最新のExchange 2013をサポートしたほか、無償提供されるCloud Relayを用いてOffice 365とGoogle Appsをサポートし、クラウドメール環境への対応を可能にした。加えて、メールエクスポート向けに、同社のクラウドストレージサービス「Copy」とのファイル同期・共有機能を統合している。

石井 一志