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サイファー・テック、文書の社外閲覧防止サービス「CypherGuard 社外秘PDF」

 サイファー・テック株式会社は19日、社外閲覧を防止する文書保護サービス「CypherGuard 社外秘PDF」を開発し、2014年1月より販売すると発表した。

 CypherGuard 社外秘PDFは、事務所などのIPアドレスを閲覧認証に活用することで、企業内の社外秘PDFの閲覧を社内ネットワーク環境に限定する、文書保護サービス。

 管理者は運用開始時にIPアドレスを登録し、文書の初回閲覧時に登録済みのIPアドレスを用いて認証することで、認証された端末での閲覧のみを許可できる。ドキュメントが社外に持ち出されたり流出してしまったりした際も社外では閲覧ができない。

 DRM技術を用いることで、期間や台数など閲覧制限条件を設定したり、画面キャプチャを防止したりすることも可能。

 一方、エンドユーザー(社員)は導入時にPCにアプリをインストールするだけでよく、初回認証を済ませた端末からは以降ネットワーク接続がない状態でも閲覧できるなど、利便性を損なわずに運用できるという。

 認証に用いるライセンスサーバーはSaaS型で提供されるため、インフラ投資なしで導入が可能。まずはWindows環境向けに製品化し、iOS/Androidなど各種OSへの対応も順次検討する予定。

 価格は、初期費用が20万円(税別)、利用料が年額60万円(税別、50人単位)から。

CypherGuard 社外秘PDFの仕組み

川島 弘之