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ネットアップ、エントリーレベルの認定資格とトレーニングプログラムを開始

 ネットアップ株式会社は16日、エントリーレベルの認定資格「NetApp Certified Storage Associate(NCSA)」と、同資格に対応したトレーニングプログラムの提供を開始すると発表した。

 新たに提供されるNCSAプログラムは、データの保存/管理/保護に必要な基礎的なトレーニングを、教育機関、IT技術者、顧客、パートナー向けに提供するもの。オンライントレーニングとバーチャルラボでの演習で構成されており、場所と時間を選ばないアクセスが可能という。なお、カリキュラムの時間は全体で30時間程度。

 一方、NCSAの資格は、試験配信サービスを提供するピアソンVUEの試験センターにおいて、NCSA試験に合格することで取得できる。所要時間は90分で、全65問のうち80%以上で合格となる。受験料は1万5000円(税別)。

 主な出題範囲は以下の通り。

・ストレージの基礎
・ネットアップ製品
・Data ONTAP 8.0 7-Modeの基礎
・ネットアップ製品の基本的な構成と管理
・SANの基礎知識
・仮想化の基礎知識
・CIFS管理
・NFS管理
・clustered Data ONTAP 7-Modeの管理

 NCSAプログラムは、ネットアップのトレーニング部門であるNetApp UniversityのWebサイトからアクセス可能。なお、教育機関向けのプログラム「Academic Alliances」の一環としても提供されており、同プログラムを通じて認定を受けた教育機関は、NCSAプログラムを無料で教育カリキュラムに組み込み、単位を取得するコースとして提供できるとしている。

石井 一志