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NTT東、技術者訪問によるXPアップグレード支援サービス

 NTT東日本は、Windows XPのサポートが2014年4月に終了することを踏まえ、Windows XPからWindows 7またはWindows 8/8.1への移行を支援する訪問サポート「XP更改支援サービス」を提供する。受付開始は11月21日より、提供開始は12月2日より。

 サポート終了後にWindows XPを使い続けると、セキュリティの脆弱性が高まる。その結果、重要な情報が漏えいしたり、ウイルスの拡散により取引先に被害を与えたり、さまざまなリスクが考えられる。

 XP更改支援サービスでは、技術スタッフが顧客の事務所を訪問し、XPから7または8/8.1への移行をサポートする。加えて「オフィスまるごとサポート」の「ITサポート」または「ITサポート type 1」をセットで利用すると、割安な料金で、移行後の新OSに関する操作説明、ITトラブルへの対処、ネットワーク設定なども含め、ワンストップサービスが受けられる。

 提供プランは「利用中のXPに保存されているデータなどを別の7/8.1に移行する」「7または8からXPへダウングレードしたPCを、7または8に再度アップグレードし、PCに保存されているデータなどをNASを介してアップグレードしたPCへ移行する」の2種類。

 対象データは、メールデータ、ブラウザのお気に入り、マイドキュメントおよびデスクトップにあるデータ。アプリケーションの移行は対象外で、必要な場合は別途有料で対応する。また、2つ目のプランの場合は、NTT東日本が指定するNASを別途購入する必要がある。

 作業は10時~17時(日曜祝日・年末年始を除く)に実施。10GBを超えるデータを移行する場合、もしくは移行するPC台数によって作業に2日間を要する場合があるとのこと。

 提供エリアは、NTT東日本の営業エリア(新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県)。「オフィスまるごとサポート IT サポート type I」とセットで利用する場合は全国に対応する。価格は、作業対象のPC台数・移行データ容量による。

川島 弘之