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ウイングアークのBIツール「MotionBoard」、日立の高速データアクセス基盤との連携に対応

 ウイングアーク株式会社は29日、自社のBIツール「MotionBoard」と、株式会社日立製作所(以下、日立)の高速データアクセス基盤「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」の新モデルを連携させる専用アダプタを発表した。「MotionBoard Adapter for Hitachi Advanced Data Binder」の名称で、10月30日に発売する。

 日立の「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」は、ビッグデータの処理に欠かせない超高速処理が可能なデータアクセス基盤。データの検索および分析を高速に行うデータアクセス基盤として、高速データベースエンジンとサーバー、ストレージを組み合わせたプラットフォーム製品として提供している。

 一方のMotionBoardは、企業内外のデータをリアルタイムに可視化することで、データ活用を支援するBIダッシュボード。さまざまなデータソースに直接接続し、リクエストに合わせて集計結果をダイナミックに表現できるほか、モバイルデバイスに対応しているので、オフィス外のビジネスシーンでもデータ利用を可能にする。

 今回提供するアダプタは、この両者をシームレスに連携させるもので、MotionBoardがフロントエンドになることにより、高速処理された情報を迅速に可視化できるとのこと。

石井 一志