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マクニカネットワークス、米BOXのオンラインファイル共有サービスを国内で販売

 マクニカネットワークス株式会社は29日、オンラインファイル共有サービス「Box for Business」「Box for Enterprise」などを提供している米Boxと、国内代理店契約を締結したと発表した。これらのサービスを国内で販売する。

 Boxが提供するBox Business/Enterpriseは、企業で利用するための管理機能を備えたオンラインファイル共有サービス。IT管理者では、単なるアカウントの追加・削除だけでなく、ユーザーが所有しているファイルの閲覧や、ユーザーアカウント削除時のファイルの退避、「いつ、誰が、何を」行ったかを把握できるログ取得機能などを備えている。

 またエンドユーザーにとっても、直感的に操作できるだけでなく、Box Edit機能により各種アプリケーションをシームレスに編集・保存したり、バージョン(版数)管理を行ったりすることが可能。コメントやタスク機能により、ユーザー間のコラボレーションを活性化させることもできるとした。さらに、WindowsやMac OSだけでなく、iOS/Androidなどのスマートデバイスにも対応している。

 ストレージ容量は、Box Enterpriseが無制限、Box Businessが1企業あたり1TB。ファイルは暗号化され、複数拠点にバックアップを保持しているため、高いセキュリティと可用性を実現する。

石井 一志