ウルシステムズ、Pivotal製品のプロフェッショナルサービスや導入支援サービスを提供

　ウルシステムズ株式会社本社は2日、Pivotalジャパン株式会社（以下、Pivotal）と、ビッグデータ向けリアルタイム処理技術で協業すると発表した。ウルシステムズでは、Pivotalのインメモリデータグリッドソフト「GemFire」を中心とした、超高速トランザクション処理に関するプロフェッショナルサービスを提供する。

　ウルシステムズではこれまでも、GemFireを利用したミドルウェア「ULFIRER」の開発をはじめ、Pivotalの製品を活用した超高速トランザクション処理システムの構築、コンサルティングで実績を持つ。また、ビッグデータ処理の中核となるHadoopディストリビューション「Pivotal HD」とGemFireとの統合ソリューションにも注力する意向で、こうした背景のもと、サービスを提供するとのこと。

　具体的には、リアルタイム・ビッグデータ処理の専門チームを設置するほか、超高速トランザクションシステムのアーキテクチャ設計に関するプロフェッショナルサービス、Pivotal製品の導入支援サービスを提供するという。一方のPivotalは、Pivotal製品の保守・サポートサービスを担当する。

　またウルシステムズとPivotalでは、セミナーなどのマーケティング活動、営業活動を共同で実施し、ビッグデータ市場での啓発活動を行う考え。両社は、今後3年間で20社への導入を目指している。