ニュース

デジタルアーツ、CLIを実装したメールセキュリティ/アーカイブソフト「m-FILTER」新版

 デジタルアーツ株式会社は29日、企業・官公庁向けメールセキュリティソフト「m-FILTER」の新版、「同 Ver.3.6」を同日より販売開始する。ユーザー情報の管理機能を改善したほか、コマンドラインインターフェイス(CLI)を実装するなどの強化が行われている。

 m-FILTERは、メールのアーカイブとフィルタリング、誤送信対策などの機能を統合した企業向けのメールセキュリティソフト。全機能一括だけでなく単機能での導入も可能で、ユーザー企業は、必要な機能を選んで利用できる。

 今回の新版では、所属ユーザー情報を一括でエクスポート/インポートできるようになった。従来は作成したグループ単位で行う必要があったため、管理者の運用負担を軽減できるという。また、従来はWebベースのGUIからでしか設定できなかったが、CLIを実装したことで、グループ、グループユーザー、グループ管理者、キーワードリストなどをコマンドラインベースで設定可能となった。

 さらに一般ユーザー向けの機能としては、分割したメールに対してZIPパスワードロックを行う場合、メッセージIDが同一であれば同一のパスワードを発行するようにした。これにより、メール送信者の負担を軽減するとのこと。

石井 一志