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ミラクル・リナックス、独自拡張したサポートサービス「MIRACLE ZBX」でZabbix 2.0に対応

 ミラクル・リナックス株式会社は、MIRACLE ZBXシリーズのサポート対応製品として、オープンソースの統合監視ソフトの最新版「Zabbix 2.0」のサポートサービスを12月7日より提供開始した。

 「Zabbix」は、ラトビアのZabbix SIAが開発している、エンタープライズ向けオープンソース統合監視ソフト。ミラクル・リナックスでは、コミュニティ版Zabbixをベースに、顧客の要望に添った機能を追加し独自のパッケージとして提供する一方、アプライアンスの製品化、監視テンプレート強化、オプション製品の開発などを行ってきたが、2012年10月から、これらを「MIRACLE ZBX」としてシリーズ化している。

 この中でサポートサービスについては、Zabbix 1.6/1.8向けに提供されていたが、今回よりZabbix 2.0に対応する。Zabbix 2.0では、Zabbix APIを正式に実装し、API経由での監視結果の取得、監視設定の追加・変更・削除を実現しているほか、JMXを利用したJavaアプリケーション監視や、監視対象の自動検知に対応するなど、さまざまな機能強化が行われているため、さらに幅広いビジネスシーンでの活用が見込まれているとのことだ。

(石井 一志)