AXSEEDのMDM「SPPM 2.0」、ネットスターのURLフィルタリングと連携


連携の概要

 株式会社AXSEEDは10日、モバイル端末管理(MDM)システム「SPPM 2.0」に、ネットスター株式会社が提供するスマートデバイス向けURLフィルタリングブラウザ「NetSTAR ビジネスブラウザ」を連携させた、「SPPM 2.0 URLフィルタリングオプション(NetSTAR ビジネスブラウザ)」を発表した。11月1日より販売する。

 SPPM 2.0は、合計端末台数7万台以上のユーザーに利用されているMDMシステム。今回、Webコンテンツデータベースを搭載した「NetSTAR ビジネスブラウザ」と連携することで、MDMシステム上でURLフィルタリングの設定が可能となる。アクセス許可・不許可URLを1つ1つ登録する必要はなく、ルールを設定するだけで簡単に利用できるという。

 具体的に法人において最低限確保しておくべきセキュリティレベルの「薬物」「暴力」「ポルノ」が標準ポリシーとして初期設定されており、ポリシーの強度に応じて「6つのルール」からパターンを選択できる。

フィルタのレベルルール概要
レベル1(標準)「薬物」「暴力」「ポルノ」等、利用リスクが特に大きな分野のみ制限
レベル2レベル1に加え、情報漏えい等の可能性がある参加・発信型サイトも制限 (「掲示板」「SNS」等)
レベル3レベル2に加え、主に娯楽用途と思われる分野も制限 (「ゲーム」「オークション」等)
レベル4レベル3に加え、業務情報収集に用いられる分野も制限 (「ニュース」「公共交通」等)
レベル5懸念の対象となりうるすべての分野を制限 (「広告」「飲酒・喫煙」等)
レベル6管理者が指定した除外サイト以外、全てのサイトのアクセスを制限

 追加機能としてもう1つ、アクセスログレポート機能が利用できる。全端末のフィルタリング結果のアクセスログを集計し、サマリーレポートとして出力が可能。サマリレポートの構成項目は、カテゴリ別アクセスレポート/日別・時間別アクセス数集計/検索キーワードランキング。

 同オプションの対応OSはAndroidのみ。価格は月額300円/台。

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