B-EN-Gの海外拠点向け基幹業務パッケージ「A.S.I.A. GP」がWindows Azureに対応


 東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は17日、海外拠点専用基幹業務パッケージ「A.S.I.A. GP」の新版を発表した。日本マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure Platform」上での稼働に対応したのが特徴で、5月14日より提供開始する。

 「A.S.I.A. GP」は、多言語/多通貨/多基準に対応した、海外拠点専用基幹業務パッケージ。新版では、従来同様のオンプレミス型でのシステム構築に加え、パブリッククラウドサービスであるWindows Azure上での動作に対応した。「A.S.I.A. GP」をクラウド上に構築することにより、グローバルな経営情報の統合やシステムの集中管理が実現できるのに加え、グローバル展開に伴う環境変化に対して、ITリソースやコストを柔軟に拡張・縮小可能になるという。

 またWindows Azureは、ワールドワイドに分散した、堅牢でセキュアなデータセンターで運営されているため、災害対策や事業継続対策としても有効とのこと。

 なおA.S.I.A. GPの新版は、B-EN-G、および中国の「畢恩吉商務信息系統工程(上海)有限公司」、タイの「Toyo Business Engineering (Thailand)」といった子会社、日本国内の認定販売代理店を通じて、各国・各地域に販売される。

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(石井 一志)
2012/4/17 15:52