富士通エフサス、マルチベンダー対応のコミュニケーション基盤ソリューション


 株式会社富士通エフサスは10日、時間と場所に制約されないワークスタイルを実現する「統合コミュニケーション基盤ソリューション」を提供する。

 「統合コミュニケーション基盤ソリューション」は、時や場所を選ばないコミュニケーションを実現するためのソリューション。情報システムの認証基盤を統一するほか、必要な情報をポータルに集約。さらに、プレゼンス(在席管理)や遠隔会議などを活用して、社内外との円滑なコミュニケーションを可能にするという。

 具体的には、統合認証システム基盤により、アクセス権の統合管理とリソースの一元管理を実現。ユーザーには、複数の業務システムをまたがったシングルサインオン環境を提供することにより、利便性の向上を図る。またポータルでは、スケジュール、掲示版、設備予約、ワークフロー、文書共有といったの機能を集約し、「Rightspia」などのソリューションを用いて、暗号化や詳細な権限管理の機能を提供するとのこと。

 さらにプレゼンス機能により、コミュニケーションを取りたい相手の詳細な状況を確認しつつ、音声通話、Web会議、メールなどのさまざまなデバイスを用いて、その時に最適なコミュニケーションが行えるとしている。

 なおこのソリューションでは、マルチベンダーに対応しているため、Active DirectoryやSharePoint Server、Lyncなどのマイクロソフト製品以外に、サイボウズ、日本IBM、富士通などの製品も選択できるとのことだ。

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(石井 一志)
2012/4/10 14:57