FJM、カシオの校務支援システムをクラウドで提供


 株式会社富士通マーケティング(以下、FJM)とカシオ計算機株式会社(以下、カシオ)は10日、校務支援での協業を発表した。カシオの小中学校向けWeb型パッケージシステム「校務支援システム」をFJMがクラウド型として提供する。

 クラウド校務支援サービスでは、直感的に利用できるメニュー画面と操作ガイドにより、現在の校務の流れを変えることなく効率化できるのが特長。職員室の見慣れた黒板をそのままイメージした学校専用グループウェアにより、教職員間のみならず、教育委員会と学校間、学校と学校間の情報共有が可能になる。また、児童生徒の出欠・成績管理を一元化できるほか、学校に必要な約30の機能を標準搭載。その中から必要に合わせて選択・配置できる設定機能を備えている。

 FJMのクラウド基盤サービスを活用するため、大きな初期投資が不要で短期間に利用できるのもメリットだ。校務支援専用コールセンターを設け、操作サポートサービスなども同時に提供する。

 参考価格は、グループウェア1校あたり月額2万円(税別)から。

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(川島 弘之)
2012/4/10 12:07