ネットワールド、複合システム検証センター「GARAGE」を開設


 株式会社ネットワールドは、複合システム検証センター「GARAGE」を本社内に開設した。合計10ラックに最新のサーバー、ストレージ、ネットワーク、仮想化環境を常設。パートナー向けに無償で開放することで、データセンター構築プロジェクトの大幅な期間短縮に貢献するとしている。

 常設するのは、VMware/EMC/Ciscoの製品を組み合わせた「vExpress イニシアチブ・リファレンス・アーキテクチャ」や、NetApp/Ciscoの製品を組み合わせ、VMware/Citrix/Microsoftの製品を基盤として提供する「FlexPod データセンター・ソリューション」といったリファレンスアーキテクチャ。

 それらに加え、機材を持ち込んで、スペース、電源、ネットワークを利用できる「ラック利用スペース」、XenServer/Desktop、Hyper-V、vSphereを仮想マシン単位で利用できる「仮想マシン利用ゾーン」も用意する。

 これにより、パートナー各社はすぐに検証を初めて、リファレンスアーキテクチャによる導入期間を短縮。特に「vExpress」「FlexPod」を導入するプロジェクトでは1/2の短縮できると試算している。

 今後も多種多様なアプリケーションを含めた柔軟な検証環境を提供し、さまざまな要望も採り入れていく方針で、クラウドハンズオントレーニングサービスやソリューションデモ体感サービスを提供する予定。

関連情報
(川島 弘之)
2012/4/3 12:59