NTT Com、クラウド対応ネットワークサービスでグローバル対応のWebポータルを提供


 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は23日、クラウド対応のネットワークサービス「Arcstar Universal One」において、契約しているネットワーク情報を一元的に確認可能なポータル「NTTコミュニケーションズカスタマポータル」を提供開始すると発表した。国内外問わず、シームレスに1つのポータル上で管理・確認を行えるとのことで、利用は無料。

 「Arcstar Universal One」は、クラウドサービスの利用に最適化されたVPNサービス。品質と価格に応じた最適なプランから利用したいサービスを選択するだけで、迅速に導入できるほか、バックアップ回線を標準で備える高信頼性、といった特徴を持っている。

 今回はこのサービスにおいて、契約や開通、保守などの各種ネットワーク情報をリアルタイムに確認できる、オンラインポータルサービスの提供を開始する。具体的には、回線設置場所の国内外にかかわらず、回線番号や設置場所情報といったの基礎情報、工事予定日などの開通情報、故障の発生からクロージングまでの状況をオンラインで管理可能。また、英語/日本語の2カ国語表示に対応するほか、GMT/JSTなどタイムゾーン設定をサポートした。こうした情報が国内外問わず、1つのポータルサイト上に統合されているため、効果的な運用・管理を実現するという。

 さらに今後は、オンラインでの料金請求情報表示、オーダリング機能、故障受付機能などを追加し、ネットワーク運用のさらなる効率化や経済化、利便性の向上を図るための機能を拡充する予定とのこと。

 加えて今回、比較的通信量の少ない海外拠点に最適なベストエフォート型のプラン「Light Grade」において、ネットワークサービス事業者である米Virtela Technology Services Incorporatedと連携し、世界159カ国での迅速なサービス提供を実現するとした。

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