日本IBM、ハイブリッド・コンピューティングに対応したミッドレンジメインフレーム「zEnterprise 114」


IBM zEnterprise 114

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は13日、ミッドレンジ向けメインフレームの新製品「IBM zEnterprise 114」(以下、z114)を発表した。出荷開始は9月9日の予定。

 z114は、業務特性に応じて、システム自身が最適なハードウェア資源を選択する「IBM zEnterprise」の構成製品。x86やPOWER7ブレード・サーバーを搭載した「IBM zEnterprise BladeCenter Extension」(以下、zBX)と組み合わせることにより、UNIXやx86用アプリケーションを統合可能。zBXに搭載された、最大112台のブレードサーバーの仮想化技術を活用するファームウェア「Unified Resource Manager」で一元管理を行う。

 さらに、データの高速検索を行う「IBM Smart Analytics Optimizer」、XML処理を高速化し業務連携を容易にする「IBM WebSphere DataPower Integration Appliance XI50 for zEnterprise」といったアプライアンス製品も統合可能だ。

 単体では、3.8GHzのCPUを最大10基まで搭載可能で、従来の同等製品「IBM System z10 Business Class」と比べ、プロセッサコアあたりの処理能力が18%向上したほか、内部バスの転送速度も従来の6Gbpsから8Gbpsへ向上している。さらに、搭載するOS「z/OS 1.12」のコンパイラで最適化することにより、CPU集中処理では性能が25%向上する。

 また、26MIPSから3100MIPSまで、性能を130段階にセットできるため、中堅企業から大企業まで、さまざまな規模の企業で活用できるとのこと。

関連情報