テラスカイ、Salesforceの画面を自在に設計できる「SkyEditor」に英語化機能を追加


 株式会社テラスカイは8日、Salesforce CRM/Force.comのフォームを自在に設計できるSaaS型アプリケーションの新版「SkyEditor v2.1」を発表した。英語化対応機能の追加などが行われており、6月14日より提供開始する。

 SkyEditorは、Salesforce CRMおよびForce.comの画面を自在に作れるツール。コーディングを行うことなく、マウスの操作だけで、セクション・テーブル・ボタンなどのさまざまな機能部品群を使って、Salesforceの入力・参照フォームを作成できる。

 新版では、SkyEditorの言語設定を変更することにより、英語環境での使用が可能になったほか、Salesforceの言語設定変更だけで、複数言語での利用が可能な画面作成も行えるようになった。


日本語の画面(左)を英語画面(右)に切り替えた例

 またこのほか、Salesforce標準画面のようにヘルプテキストを表示する機能や、複数レコード一括編集・一括削除機能、データテーブルのレコードを複数行に表示する機能、スマートフォンなどの画面サイズに合わせたページを作成する機能など、さまざまな機能が追加・改善されている。

 さらに今回は、よりユーザーの利用形態に合わせるための価格改定が行われている。50IDまでのエントリーパッケージでは、初期費用が無料、月額費用が2000円/ID。大規模ユーザー向けのエンタープライズパッケージでは、初期費用が50万円/組織、月額費用が9万円/100ID。ユーザー数無制限のアンリミテッドパッケージは、初期費用が50万円/組織、月額費用が99万円/組織となる。

 なおテラスカイでは、ワールドワイドに見ても類似ツールがないことから、SkyEditorの英語化機能に高い需要があると判断しており、初年度で200社程度の導入を見込んでいる。

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